材料(4人分)

・米3合
富士すし酢90cc

鯖そぼろの材料

・鯖缶(水煮)180〜190g
・砂糖大さじ2
・酒小さじ2
・しょうゆ小さじ3と1/2
・生姜のしぼり汁小さじ1/2

上おき飾りの材料

・紅生姜適量
・木の芽あれば適量

純米富士酢ですし酢を作る場合には 【米1合につき】

純米富士酢25cc
・塩3g(小さじ1/2)
・砂糖6~10g(小さじ2~3)  

作り方

1)
鯖缶から鯖を取り出して木べらで細かくつぶす(このとき水分はなるべく入れないようにする)。テフロン加工のフライパンに調味料と鯖を入れて混ぜ、弱火にかける。全体を木べらで細かく切りながら15分ほどかけてじっくり炒り、鯖そぼろを作る。小さなダマになったら出来上がり。
2)
すし飯用に米3合を炊く。炊きあがったら、ご飯を飯切りかボウルにとり、 分量の富士すし酢をまんべんなくかけてしばらくおく。
3)
木杓子で切るようにして手早く混ぜ合わせ、うちわで水気をとばしながら艶よい酢めしに仕上げる。
4)
酢めしが人肌くらいに冷めたら花型の半分弱くらいの高さまで詰めて平らにならし、上に鯖そぼろをちらす。
さらに酢飯を詰めて平らにならし、上にも鯖そぼろをちらす。
5)
型から抜いて器に盛り、花型に抜いた紅生姜と木の芽を飾る。

お酢屋 母娘の一言

母: 鯖のそぼろ寿司は京都・丹後地方の郷土料理。丹後では錦糸卵や椎茸、干瓢、蒲鉾なんかの具入りなの。
娘: それを簡単にアレンジしたのね。甘辛く煮た鯖が酢飯にぴったり。
母: 鯖そぼろは余り火を入れすぎるとパサパサして美味しくなくなるから、しっとり感がある程度につくるのがコツよ。
娘: なるほど。